surfEXPLORE Ghana in Glide, Japan

GHANA

ガーナ。終わりなき夏を求めて、一路アフリカ大陸へ

photographs John S. Callahan

story Sam Bleakley (translation MIO Kawazoe)

西アフリカのギニア湾に面するガーナは539キロに及ぶ沿岸を有する。フレンドリーなローカル、安定した政情、安い物価、少ないサーファー人口という条件のため、イギリス人サーファーに人気なサーフデスティネーションだ。陽気な西アフリカ文化も手伝い、どっぷりとハマってしまうサーファーが多いのが特徴的。

ベストシーズンは、4〜6ftほどのスウェルがコンスタントに入る4〜9月。日中は海風が入ってコンディションが乱されるため、早朝サーフが必須となる。気候は多湿なトロピカルで、年間平均気温は23〜32度。5〜6月の雨季には、土砂降りで気温が軽減されることもある。水温は平均26度ほどのため、基本的にはボードショーツのみでOK。しかし、8〜9月だけはスプリングも準備しておいた方が良い。

ビーチブレイク、リーフ、河口、ポイントブレイクとバラエティ豊かなサーフスポット。首都アクラにはソフトなビーチブレイクしかないが、ナイトライフも楽しみたいものにはお勧め。ちなみに、66年のサーフムービー“エンドレス・サマー”でマイク・ヒンソンとロバート・オーガストがローカルキッズにサーフィンを教えたのがアクラであったが、ほぼローカルのサーフカルチャーが存在しない。

私が初めてガーナを訪れた時、最も衝撃的であったのはアクラ東部の沿岸に無数の難波船が放置されていたこと。どれも、保険金目的であったと言う。「エンドレス・サマー2のリサーチで来た時も、同じ光景が広がっていたよ」と、トリップメンバーであったランディ・ラリックは話した。「さらにひどくなってるね。だから、難波船を避けようと東部から離れたんだ。そこで発見したのが、メローなライトハンダーがブレイクするフェーテさ。カレントでパドルはきついんだけど、ローカルとの交流が最高だった。フィッシャーマンがボートで波に乗る事もあって、お互いにレースをしたりでね」。

「ブルース・ブラウンに頼まれて、エンドレス・サマー2の場所探しとしてガーナに戻ってきたのは90年代初期のこと。ブルースは、ガーナでサーフカルチャーが盛り上がってるはずって言ってたんだ」。ランディは水上飛行機で沿岸を探し回ってみたものの、サーフカルチャーなど皆無であったと言う。さらに、ポータブルVHSプレイヤーを持参し、出会う人に当時の映像を見せて回ってみたが、誰一人として覚えているものすらいなかった。「唯一の収穫は、ビーチのルールが記されたサーフボードがあった事くらいかな。オーナーに売ってくれとせがんで、それをお土産としてブルースにプレゼントしたよ」。そんな裏話もあり、エンドレス・サマー2では、ガーナが除外される事となった。

なかなかサーフィンが根付かないガーナではあるが、ようやくイギリスからサーファーが足を運ぶようになった。最も人気なエリアは、ブスア・ビーチとその近場のディクスコーヴ。目を見張るような熱帯特有の光景に囲まれたイージーなライトハンダーで、混雑とは無縁のスポット。頼れる存在はブラックスター・サーフショップで、宿、食事、サーフスクール、ボードレンタルを提供している(www.blackstarsurfshop.com)。ガーナのベストウェイブを体験したいなら、ここから車でわずかな距離にあるケープスリー・ポイント。南端に位置する同ポイントは、その名の通りポイントブレイクが3つある。一つ目は一番サイズがあり、二つ目は最もクリーンなベストコンディションで、三つ目はゆったりとしたスローウェイブとなっている。

About Sam Bleakley

I am a freelance writer and professional surfer from Sennen, West Cornwall, in the UK. I specialise in surf exploration projects with renowned surfEXPLORE photographer John Callahan. I have undertaken groundbreaking trips to the likes of Algeria, Liberia, Kenya, Oman, South Korea, Hainan, Palawan and the Maluku Islands. Surf writing has led me to visit sixty countries. My roots, however, remain in Penwith, where I live with my family above Gwenver beach, close to Land's End, the westernmost tip of Britain - next stop Novia Scotia. I have an MA in Geography from Pembroke College, the University of Cambridge, and I am currently researching a part time PhD in Travel Writing with Falmouth University. I am the author of two illustrated surf travel books, Surfing Brilliant Corners and Surfing Tropical Beats (Alison Hodge Publisher, Penzance). I have been a multiple European and British Longboard surfing Champion, and former competitor on the ASP World Longboard Tour. I am widely published and featured in international magazines and newspapers ranging from Resurgence to Action Asia to The Cornishman, and a regular contributor to The Surfer's Path. I have studied and taught travel writing courses and guest lecture on aspects of surfing, travel, writing and geogrphy in further and higher education. I edited The Surfing Tribe: a history of surfing in Britain, and have edited Longboarding supplements and specials for Carve and Wavelength magazines. My first book, Surfing Brilliant Corners, details a decade of extreme global surf travel, illustrated by John Callahan. Surfing, jazz, geography, ecology and cultural studies mix as I journey to Mauritania, locked in political strife, where landmines litter access to some of the best waves on the planet; and Haiti, which captures my heart and makes it race as if falling in love. My second book, Surfing Tropical Beats, follows our surfEXPLORE team on a rollercoaster ride from Haiti to Gabon, through Algeria, India, Vietnam, China and back to Haiti.
This entry was posted in Exposure, surfEXPLORE and tagged , , , . Bookmark the permalink.